ちょっと前後してしまいますが、実家でのエピソードを。
実家で寝るのは元私の部屋。
何にもない部屋に布団を敷いて寝ています。
実家といえど私はほぼ住んだことはなく思い入れも特にないのですが、
この部屋に特別な思い入れがあるヤツがこの家にはいます。
それは・・・
母の猫・かえで
私の実家というより、この家はかえでの家。
私たちが泊まりにきたからと、かえでに我慢はさせたくないので
なるべくかえでの思うようにさせています。
例えばドア。
私の元部屋はかえでにとって憩いの場。
出窓から外を眺めるのがかえでの楽しみなんです。
でも出入りが五分置きと忙しなく、以前全く眠れなかったことがあるので
あるときドアを閉めたのですが
入れないと癇癪を起し、ドアに体当たりするわノブを一晩中ガチャガチャするわで
恐怖で余計眠れなかったことがありました。
ドアだけじゃありません。
カーテンもかえでの体の幅にあわせて少し開けておかないと、
出窓に上がれないと短気を起こし、右往左往と走り回られてしまいます。
猫なんだから勝手に開けて上がればいいのに、
母がそう慣らしてしまったので、カーテンが開いていないと
かえではお気に召さないのです。
だからドアと出窓のカーテンを開けておけば
夜は安泰なのです！
と思ったら開けたカーテンの隙間から
外にそびえ立つご近所唯一の街灯が
私の目を直撃！！
外で見る限り頼り無い光のくせに
こう見るとなんという光源！
眩しくて寝られん！！
それに我が夫・トンネルマン！
いびき・歯ぎしりは当たり前、更には無呼吸で何十秒息止めとるんや！！
死ぬで！！心配で眠れないがな！！
挙句の果てになんでそんな向きで寝とるんや！！
布団全然掛かっとらんやんけ！！
こうして私は人と猫の心配に明け暮れ・・・
翌朝睡眠不足で死人のような顔で相まみえるのです。
隣でスッキリした顔しているヤツが憎い・・・
一番の敵は戦々恐々のかえでではなく
味方に見せかけたトンネルマンだったのでした（爆）
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