昨日更新された一本の記事に
私は感銘を受けました。


そして私もみなさんに
伝え、一緒に共有したいと
強く思いました。


まずははこちらの
ヘビイチゴさんの記事を
ご覧ください。



#猫バンバン 多くの方に周知されますよう、ご協力お願いします。 デブでオタクで独身だけど猫がいる! : 【車に乗る皆様へ】猫バンバンプロジェクト https://t.co/FWEuUjPQps pic.twitter.com/m9ipbfjjqT

— ヘビイチゴ (@heavynaichigo) 2018年12月21日 " target="_self" title="">http://



辛い記憶はいつまでも消えることは
ありません。


猫は冬の寒さに耐えかねて
エンジンルームに入り込み、
気付かない人間がその車を使い、
ベルトなどに巻き込まれて
命を落とす事故が多発しています。


小さいヘビイチゴちゃん、
どれだけ辛かったでしょう。
生きてる姿を知っていただけに、
彼女の心に刺さった棘は
深かったと思います・・・。


しかし猫が車に潜り込むのは
冬だけではありません。
私は真夏にこの悲しい
巻き込み事故を体験しました。


今日はそのお話をしたいと思います。


辛い話なので精神的に重く感じてしまう方は
どうかご遠慮ください。
ちなみにこちらはアメブロで書いた
こちらの記事→ボクはここにいるよ
のリメイクです。ご了承ください。







あれは三十数年前の夏。
その日私は親戚の叔父の家に
遊びに行っていました。


その時、空気を裂いて叫び声が
聞こえてきました。



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猫の声だ!
しかも子猫だ!!


ベランダから覗くと
生後間もないであろう白い子猫が
母を必死に呼んでいました。


きっとはぐれてしまったのだろう。
その声は不安でいっぱいでした。



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子猫のいる場所、
それは車が行き交う
駐車場でした。


車が通るたびに
身を縮める子猫。


怖くて怖くて
仕方がない様子・・・




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そして子猫が身を隠すのに
選んだのは叔父の車でした。


タイヤを伝いタイヤハウスへ・・・
そして姿が見えなくなりました。



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炎天下の車です。いくら猫でも
暑いだろう・・・


私は水と急いで買ってきた猫缶を
タイヤの下に置きました。
匂いに誘われて出てきて
くれないかな。
そう思ったのですが
出てきてくれません。
ここに私がいては怖くて
出てこれないのかも・・・
そう思い、ごはんと水はそのままに
その場を後にしました。


当時の私も下手に車が行き交う
駐車場より、
そこの方が安全だと思いました。


追手がこない狭くて暗いそこは、
子猫にとって安住の地で
あったと思います。


車が動く、その時までは・・・




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しかし、車の持ち主である叔父が
車を使うというので
私は猛反対しました。


猫が車のどこかに入り込んでいる。
確認してほしい!!



ですが叔父は私の言うことを
信用しません。


『猫なんかいつまでも
そこにいるわけないだろう』
『車を使わせない気か!!』




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叔父は私の言うことなんか
端から信用せず、
それどころか邪魔され気分を
害したようで、
確認することなく乱暴に
走り去りました。


もう祈るしかありませんでした。
何事もないように・・・
あの子猫も叔父の言うように
知らぬ間に出て行って
ますように・・・


でも・・・




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さほど時間が経たないうちに
叔父は帰ってきました。


真っ青な顔をして・・・


同乗者から話を聞くと
少し走り出すと何処からか猫の声。
路肩に止めてエンジンルームを
確認した方がいいという同乗者の
話も聞かず、そのまま走り続けた
そうです。


そして急に衝撃と異音がして、
路肩につけてボンネットを
開けると・・・
凄惨な状態になっていたと
言います。



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やっぱり居たんだ。
どんなに怖かっただろう・・・
どんなに悲しかっただろう・・・


お母さんに会いたかったはず。
兄弟たちと遊びたかったはず・・・


生まれてきたささやかな喜びすら
人間のせいで奪って
しまったんだ・・・


もう少し、私が大人だったら
叔父を説き伏せることが
出来たのに。
車のキーを借りて見ることだって
出来たのに。逆上させることなく
話をすることもできたはずなのに・・・


この傷はいまだ思い出す度に
子猫に感情移入し過ぎて
頭が痛くなるほど咽び泣いて
しまいます・・・。


もう三十年以上前の話です。
つまり今始まった問題では
ないということ。
人と車と猫がある限り
古今東西、長きに渡った
問題であるのです。



エンジンルームで動物を
巻き込んだ場合
清掃に少なくとも10万のお金が
掛かるそうです。
場合によっては廃車だそうです。
表現が辛辣ですがこれが現実です。



冬、猫は暖を求めます。
しかしもともと猫は暗くて
狭い所を好みます。


季節関係なく、入れそうな穴が
空いていれば
興味を掻き立てられるのは
猫の本能です。
また、恐怖に駆り立てられると
隠れるために無理やり狭い場所に
身を置きたがるのも本能。


つまり猫は春夏秋冬関係なく
エンジンルームに入りたがる
動物です。



では車の隙間を
埋めてしまえばいい。
ですが車の構造と性能維持のために
その穴を塞ぐことは不可能です。


ならば残された方法は乗る人間が
音で警告、目視で確認。
これしかないのです。
便利な世の中となっても
人の確認作業に勝るものは
ありません。


どうか私と同じ忘れられない傷を
負うことのないよう、
切に願います。


ボンネットをバンバン、
それは警告。
恐らく猫はその音で
パニックを起こし
もはや出口など
分からなくなります。
そもそも入れれば出口などは
二の次なのが猫です。


だからバンバンした時、
音や声に耳を澄ませてください。
もし聞こえたなら
ボンネットを開けて
目視で確認してください。




私は猫バンバンプロジェクト
に賛同し、この記事を読んで
共感してくれた友人たち
(あなたです)と共に、
猫たちの命を
守ることを
ここに誓います。


どうかご協力をよろしくお願い致します。











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それではまたお会いしましょうペコリ~