みんなが支援品を持ってきてくれた9月12日18時過ぎ。
暗くなってきたので頂いたランタンを点けてみる。優しい灯りにほっこり、人の優しさにほっこりしながら明かりを眺めていた。
何の気なしに外を見ると街灯にも灯りが灯っていた。
灯って…❓
停電した時、ブレーカーを全て落とせと言われているが、通電したのが分からないのも困るので、安全確認し一ヶ所だけ上げておいた。なので操作すればすぐ点く。(電線が切れたりしているとショートして火災を招くことがあるので必ず確認してください)
がっかりしたくないなと思いながら(道路挟んで向こうは点いたりしてえらく孤独感を味わったりしたので)
震える手でリモコンを押すと、あっさりと点いた。
しばし呆然…
あまりに自然に、当たり前のように点いたので、拍子抜けしてしまった。
歓喜することはなく『ああ点いた』としばらく固まっていた気がする。
そしてとてつもない安堵感に襲われ座り込んだ。
次の瞬間には懸命に力を貸してくれ、物資を届けてくれた仲間に平謝り。
嬉しいけど、素直に喜べなかった😂😂😂
せっかく物資を持ってきてくれたのにすまないと言うと『何を言うか、困った時はお互い様だ』と。
電力が戻ったからと全てがいきなり通常に戻る訳ではない。これから電力復旧した家庭が一斉にひとつのスーパーめがけ食糧を調達しようとする。空の冷蔵庫を埋めるために。
幸い我が家は頂いた食糧があるのでこれで食い繋ぎ、本当に困っている人に優先的にスーパーで満たしてもらいたいと思った。今、私が出来る復旧への協力はこれくらいしか出来ないから。
電気が点いた翌日は、猫たちもこの通りのびのびとしていた。
動物もいつもの日常が奪われちゃうと元気がなくなります。僅か4日の停電でしたが、普段クーラーで涼しく過ごしていた『猛暑』を体験し、命の危険すら感じました。
人それぞれ必要なものはあると思いますが、私の場合モバイルバッテリーでした。情報収集や発信が出来ないと物資がない中で本当に孤立してしまいます。それはとても危険なことだと思います。我が家のように二人きりの家族だと、協力してもたかが知れています。こういう時は人海戦術が一番有効なのです。
そんな二人暮らしの中、遠く岩手から援護し駆け付けてくれたあねっこさん、ツイッターで元気付けてくれたフォロワーのみなさん、ブログのメッセージやコメントで安否を心配して下さった方、親愛なる愛すべきおバカの皆々様…
本当にありがとうございました❗❗
今回で台風シリーズは一応終結をさせて頂きます。今後はポツリポツリとNボのその後の行方をお伝えしていきます。今はディーラーと保険屋の査定合戦中、祈るしかありません…
あと停止していたseasidelifeonlineさんのBBQ撮影裏話レポートもお伝えしますのでお楽しみに😊
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